動物と暮らす
ペットのお留守番は、飼い主の心を痛める問題だが、預かる人の心も不安にさせるものなのだと知りました。
犬や猫の話しになるけれど、彼らも人間と同じでひとくくりで語れる部分とそれぞれ個性がある部分があるので、うちの猫の場合はーでしかいえないのですが。
我が家の猫は、飼い主がずーっと居たり3日もしくは4・5日留守にしたりと不規則な生活なので、留守番させられることが度々ありました。
最初は動物病院の先生が預かってくれたのですが、ず~っと威嚇したり震えたりしてたらしくて、先生に可愛そうだから何か違う方法を考えてあげた方が良いですね、とやんわりと言われてしまいました。
ずばり「預かる」というのはやはり経験がない人にはハードルが高いらしく、それは無理という答えが返ってきました。
それにうちの猫の性格からも、よその家に行くのは心労がハンパないわけで、それなら病院でも同じことになるわけです。
では次に出た案が、鍵を預かってもらい、食事の世話とトイレの掃除だけで構わないのでお願いしたいというもの。
親しい人でもこれは何かあったら困るという、留守の家に足を踏み入れるリスクを回避する気持ちが強くて、3人中2人に断られました。
そして意外にも一番神経質そうなお隣さんが、実際に見本演技じゃないけど教えてくれるなら大丈夫よ~と言ってくれたのでした。
これは嬉しかった。若い時に社宅暮らしをしていて、その時にそういう経験があるから割と抵抗が無いんだと思うわ~とおっしゃっておりました。
ありがとう!奥さんの社宅経験ありがとう~!でした。
うちの猫は3日間はひとりOKだったので、4日間を過ぎるときだけ頼んでました。初日にニャ~と顔を出すんだけど、お前だれ??となって以後2階から降りてこなかったそうです。
ご飯を食べ水を飲みおトイレをしているので、まあ大丈夫だろうと17年間、猫のお守をしてくれました。
帰るとドアのむこうでにゃーにゃー大鳴きして、対面すると、やや長毛だったこともあり、まあ毛がボサボサのヤマアラシのような態になってるんですよ(笑)うへ~っとなりましたね、毎回。
『動物のお医者さん』の菱沼さんの飼い猫ふくちゃんを思い描くといいかんじですね。
まあそんなこんなで、動物を家に迎えるっていうのは楽しくもあり大変もありです。私だって否応ない運命の出会い(捨て猫保護)でなければ飼ってないだろうなあ。
運命の猫と思いがけず一緒に暮らし、17年間めちゃくちゃ幸せにしてもらったこと感謝です。
機会と責任感があれば動物と一緒の時間を過ごせるのは、この上無い幸せですよ~(^^)
※追記
言いたかったことが抜けてるぞ。
「はてなハイク」で大好きなハイカーさんが、友人の飼い犬の世話をすることになったのです。そして世話をしながら、留守番犬が心を病んでしまうのではないか、人間不信になって以前には戻れないのではないか、と心配して心を痛めていたのです。
それを読んで思ったことを書こうとしたのだけど。
つまり飼い主との繋がりがしっかりできてる犬猫は、ちょっとの時間ですぐに信頼を取り戻せるから大丈夫!ってこと。愛は強いのです(^^)