『シャクラ』観ました

大画面で素晴らしい数々のアクションシーンを観ることができて眼福でした。

早回しとかワイヤーアクションとかCGとか使ってます。そんなの無問題です。

カッコ良くてハわわ~すごーーっ!!と感じさせるのは、ドニー・イェンの型の美しさや動きの迫力、周りをかためるアクション俳優たちの能力の高さあってこそ!

見応えがありました。

金庸の「天龍八部」が元になっているのですが、小説8巻の話を2時間にまとめるのは難しい。。主人公のひとり喬峯の話の部分だけで作ったけど、金庸の小説はとにかく関係者・関係事項がどっちゃりあるもんで、2時間では詳しく描く事もできない。。なのでストーリー的に「?」になってしまう部分もあります。

しかしこれもまた金庸小説の共通事項で、主人公が情に厚く一途で最強で魅力的なのです。そういう人物をドニー・イェンが超一流のアクションで魅せてくれるんですよ。

あたりの物は派手に壊れるし、あり得ない飛翔をみせるし、掌から何か出して倒しちゃうし、何十人も同時にやっつけちゃうし、奇想天外な無双振りが楽しかった(^^)

武侠小説はファンタジー。人間ドラマを彩る創造豊かな武功の世界が豪華に惜しまずに描かれてて良かったです。